現代作家・三嶽伊沙の展覧会。企画段階から関わらせてもらい、作家と作品も拝見した。非常に丁寧で美しいオブジェ、何層にも重ね合わせた映像作品はパラレルワールドに迷い込んだように不思議な感覚に魅せられます。三嶽さんはサバサバした頭のいい方で、「展覧会はあんたらのもん。任せるわ。」と学芸員に話してたのがとてもかっこよかった。デザインに関しても、大阪の西岡勉さんと仲良しと伺い、めっちゃプレッシャーをかけられましたが、「好きなように料理して」とオンナ前な発言。作家の雰囲気や姿勢が少しでも感じ取れるようにとタイポグラフィに集中しつつ、事前に作品をお借りして、凜とした美しさを追求しつつポスターとチラシ用に撮影をした。
©徳島県立近代美術館2014
企画:吉原美恵子(徳島県立近代美術館上席学芸員) 写真:米津 光 AD/D:藤本孝明
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