特別展 日本の戦後彫刻
2022年7月16日(土)~9月4日(日)
徳島県立近代美術館
相生森林美術館の協力を得て、日本の戦後彫刻を紹介する展覧会を開催します。
徳島県立近代美術館の人間像をテーマとした彫刻のコレクションは、第二次世界大戦後の日本の彫刻の様相をある程度見渡すことができるようになりつつあります。これに、相生森林美術館の木彫コレクションから抽象彫刻と人間像をテーマとした優品を加えて、1950年代から2000年代にかけての日本の彫刻の移り変わりをご紹介します。
日本の戦後美術の動向は、1980年代頃を境にその様子を大きく変えました。それは彫刻においては“もの”と“語り”の関係の変化として見ることができます。彫刻は、物体そのもの、そしてその物体が存在する空間により、作者の思いが表されています。この展覧会では、物体と空間を“物”、作者の思いを“語り”、そしてそれらが結合して表された作品を“物語”ととらえ、日本の戦後彫刻の移り変わりを、「時代を反映した物語」「私の物語」などのコーナーを設け、“物”と“語り”の様々な関係とその変遷としてたどります。
B2 Poster / A4 Flyer / Sign
Design:藤本孝明
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